原発と将来のガンについて
以前、保護者の不安に寄り添い、子どもたちを守るためには、という手記をアップしました。あの元ネタは、某MLで流したものです。
その後原発と発ガンについての話題が出ましたので、再び書き込みしました。ML上では反響がありませんでした orz
個人名などを一部修正した上で、アップします。
そんなことを言いながら連投してしまいます。
浦島充佳先生の「放射能汚染 ほんとうの影響を考える: フクシマとチェルノブイリから何を学ぶか」を読んでいました。
http://ow.ly/6K0iAかなり厳しい目で見ても、放射線の実害としては甲状腺癌が増えるのみです。しかも、基準を守っていれば< チェルノブイリほど増えることはないということです。
しかし、見た目のガンは増えると私は思います。徹底した検査で早期発見ができますし、検査による被曝があるからです。テレビ番組でXXX先生もそのようにコメントしたのですが、前文が編集されて「今回の原発で子どものがんが増える」とだけ放送されてしまったと、間接的に聞きました。
こんな動画があります。
必要な情報はすべてベラルーシにある http://youtu.be/gIkN5X7f-Vwここで出てくる子どもたちには脳性麻痺が混じっています。放射線によるDNA損傷とは全く関係がありません(しかも脳性麻痺では知能は普通です、自らを政治利用されてこの子たちは何を思うのでしょう?)。しかし、一般の人は、これは全てチェルノブイリ原発事故のせいだと思うでしょう。
福島で奇形が増えるから、福島の子どもたちは将来子どもを産んではならない、なんて意見も聞きます。
乳がんの発症リスクの一つに、妊娠・出産歴がないことが挙げられています。こんな事で、福島で今後乳がんが増えたら、私的にはやりきれない思いです。
ただ、因果関係の認められないガンは補償すべきでない、と言っているのではありません。東電や私達大人の税金で基金を作って、そこから補償されるべきではと思います。
全ての人が納得できる答えがないのは、わかっていますが…
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