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2011年11月 6日 (日)

原発と将来のガンについて

 以前、保護者の不安に寄り添い、子どもたちを守るためには、という手記をアップしました。あの元ネタは、某MLで流したものです。

 その後原発と発ガンについての話題が出ましたので、再び書き込みしました。ML上では反響がありませんでした orz

 個人名などを一部修正した上で、アップします。

そんなことを言いながら連投してしまいます。

 浦島充佳先生の「放射能汚染 ほんとうの影響を考える: フクシマとチェルノブイリから何を学ぶか」を読んでいました。
http://ow.ly/6K0iA

 かなり厳しい目で見ても、放射線の実害としては甲状腺癌が増えるのみです。しかも、基準を守っていれば< チェルノブイリほど増えることはないということです。

 しかし、見た目のガンは増えると私は思います。徹底した検査で早期発見ができますし、検査による被曝があるからです。テレビ番組でXXX先生もそのようにコメントしたのですが、前文が編集されて「今回の原発で子どものがんが増える」とだけ放送されてしまったと、間接的に聞きました。

 こんな動画があります。
必要な情報はすべてベラルーシにある   http://youtu.be/gIkN5X7f-Vw

 ここで出てくる子どもたちには脳性麻痺が混じっています。放射線によるDNA損傷とは全く関係がありません(しかも脳性麻痺では知能は普通です、自らを政治利用されてこの子たちは何を思うのでしょう?)。しかし、一般の人は、これは全てチェルノブイリ原発事故のせいだと思うでしょう。

 福島で奇形が増えるから、福島の子どもたちは将来子どもを産んではならない、なんて意見も聞きます。

 乳がんの発症リスクの一つに、妊娠・出産歴がないことが挙げられています。こんな事で、福島で今後乳がんが増えたら、私的にはやりきれない思いです。

 ただ、因果関係の認められないガンは補償すべきでない、と言っているのではありません。東電や私達大人の税金で基金を作って、そこから補償されるべきではと思います。

 全ての人が納得できる答えがないのは、わかっていますが…

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