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2011年11月11日 (金)

ISTMのCTM(国際渡航医学会の試験)⇒実際編

遅ればせながら、実際のボストンの状況を書きます。

とか、書きながら、具体的なものは、こちらをご覧ください。写真付きです

内科医がアジアをめざすブログ:ISTM認定試験 その①
ただ発。:ISTM@Bostonにきました。その①

 普通の海外旅行ではないので、飛行機・ホテルの手配はこちらにお願いしました。

トラベルネットスタジオ

 ISTMで受験する旨を伝えたら、試験会場近くのホテルを紹介してくれました。余裕を持って予約するようにしましょう。

 辞書は持ち込み可能なので、2冊用意しました。他の方も書いていましたが、世界地図が載っているのがいいと思います。辞書の指定はなかったので、医学辞典も用意しておきました(注意:後述)。

リーダーズ英和辞典第2版

ステッドマン医学大辞典―英和・和英(注意:後述)

 さて、いよいよボストンです。

 以前のISTM試験でロストバゲージに遭ったということを聞いたので、全て手荷物にしました。つまり、手荷物の90%が辞書で埋まりました。5%がiPad関係です。

 試験会場はかなり広かったです。かなり冷房が聞いていて、さすがのアメリカ人も、長袖を着ていました。

 参加人数は5・600人ほどだったと思います。日本人が15人ほど。女性のかたと声を交わしました。あと、中国から来たと思われる方が20-30人ほどいらっしゃったと思います。

 イスに座ると、スタッフからチェックを受けます。私の場合は、スッテドマンはmedical dictionary だから駄目だと言われました。カラフルだから目立ったのでしょうか(しかし、前の人は中国語でモノクロの「英中医学辞典」を持っていた気が…)。

 時間は4時間45分で、問題数は200問です。学生時代に受けたUSMLEよりも時間的には楽でしたが、精神的にはきつかったです。寒かったのと、幅広い知識が要求されたからでしょうか?やはり、マラリアとワクチンの話題は多かったです。逆に寄生虫の問題は殆ど出ませんでした。

 次回はシンガポールで行われるので、日本からも行きやすくなります。興味のある方、是非ともご参加を!!

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