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2011年7月16日 (土)

Fukushimaの冷蔵庫

 当院で使っている冷蔵庫は、Fukushimaの冷蔵庫です。といっても、震災や原発とは関係がありません。

 福島工業が作っている業務用冷凍冷蔵庫、FMS-F150GS です。

Photo

 ロゴマークは"Fukushima"ですが、福島工業は大阪の会社ですし、震災前にオーダーしたので、やっぱり関係はありません。

 これを選択した理由は幾つかあります。

  1. 温度管理がしやすい
  2. 少ないスペースで、たくさん入る(不活化ポリオワクチン対策)
  3. 冷凍庫がある

ワクチンの温度管理は大切です。

 家庭用の冷蔵庫・冷凍庫にいれていたら、自動霜取り装置が働いて庫内温度が上昇した・・・なんて事のないように、家庭用冷蔵庫でも温度管理に気を付けている施設もありますが、私はずぼらなので、冷蔵庫さんに任せることがしました。

 不活化ワクチンはともかく、生ワクチンは光・熱に極めて弱いです。当院では生ワクチンは冷凍庫に入れて保存しています。

 生ワクチンは、ワクチン本体と溶解液・二つのバイアルに分かれています。予約時には、前もって冷凍庫から冷蔵庫に移しておきます。凍った溶解液を溶かすためです。しかし、突発的な依頼の場合には、溶かす時間がかかるため少々お時間をおかけするかもしれません。

こちらもご覧下さいね。宝樹先生のサイトです。

麻しんなど生ワクチン保管用の小型冷凍庫

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