Fukushimaの冷蔵庫
当院で使っている冷蔵庫は、Fukushimaの冷蔵庫です。といっても、震災や原発とは関係がありません。
福島工業が作っている業務用冷凍冷蔵庫、FMS-F150GS です。
ロゴマークは"Fukushima"ですが、福島工業は大阪の会社ですし、震災前にオーダーしたので、やっぱり関係はありません。
これを選択した理由は幾つかあります。
- 温度管理がしやすい
- 少ないスペースで、たくさん入る(不活化ポリオワクチン対策)
- 冷凍庫がある
ワクチンの温度管理は大切です。
家庭用の冷蔵庫・冷凍庫にいれていたら、自動霜取り装置が働いて庫内温度が上昇した・・・なんて事のないように、家庭用冷蔵庫でも温度管理に気を付けている施設もありますが、私はずぼらなので、冷蔵庫さんに任せることがしました。
不活化ワクチンはともかく、生ワクチンは光・熱に極めて弱いです。当院では生ワクチンは冷凍庫に入れて保存しています。
生ワクチンは、ワクチン本体と溶解液・二つのバイアルに分かれています。予約時には、前もって冷凍庫から冷蔵庫に移しておきます。凍った溶解液を溶かすためです。しかし、突発的な依頼の場合には、溶かす時間がかかるため少々お時間をおかけするかもしれません。
こちらもご覧下さいね。宝樹先生のサイトです。
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