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2011年3月 6日 (日)

肺炎球菌ワクチン・ヒブワクチン接種:海外と日本の違い

 はじめにお話ししておきますが、同時接種が悪いなんて海外のどこでも言われていません。同時接種でもSIDSのリスクが上昇しないのは分かっています。

 どうして、海外では問題にならなかったのに、日本では問題になったのでしょう?

 Twitterでも書きましたが、改めて載せてみます。

  1. 接種方法が日本のみ皮下注射。製造会社は世界標準の筋肉注射を希望したのですが、厚労省が拒んだと聞いています http://bit.ly/dPIjdl 。
  2. 期限付き公的補助という世界的には例のない方法のため、短期間に接種者が殺到した事。紛れ込みも当然多くなる。
  3. 国や国レベルの自治体が責任を持って行うべきワクチンなのに、日本では行政措置予防接種という、最終的には地方自治体が責任を追うシステムにしてしまった事。俺のいう通りにしろ責任はお前が取れ、という国の罠では、どこの地方自治体もワクチンするのを嫌がる。

 3月8日の火曜日に、緊急会議が開かれ今後の方針が決まります。もし、「単独接種のみ許可」ということになったら、日本のワクチンはどうしようも無くなってしまいます。接種可能なワクチンが多くなるけれど、混合ワクチンになっていない日本の現状では、希望するワクチンすべてを接種するのは事実上不可能です。

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コメント

そうなんですね!
情報ありがとうございました
うちの子まだだったので早く打ちたいです~
再開してくれないかな
副反応はニュースにてちょっと怖いけど
何かあったときは、ここから得た情報を参考にしたので
連絡しますね!よろしくお願いします。

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