岩田先生重版おめでとうございます。
以前お話しした、岩田健太郎先生のワクチン本のことです。
簡単に言うと、生ポリオワクチン(OPV)による麻痺(VAPP)は440万人に一例と本には書いてあるが、もっと多いのではないか、100万人に2-4例ではないか、という話です。経過はこんな感じ。
コメントもご覧ください。
このたび、本が重版になったということです。新書ブームと言われていますが、実態は数は多いけれど、売れているのは少数です。そんななか、初版後一ヶ月経たないのにで重版というのはすごいことだと思います。
③P144 冒頭「経口ワクチンそのものがポリオのような病気を起こす可能性は、440万分の1といわれています」
→「経口ワクチンそのものがポリオのような病気を起こす可能性は、30万~数百万分の1程度といわれています」 と直す。 これはこのブログでも話題になりました。440万が「間違い」だとは考えませんが、いろいろな見解を取り入れることにしました。
岩田先生、重版おめでとうございます。そして、ありがとうございます!!
本当はこの本についていろいろとコメントしたいのですが、同日出された「あの本」と読み比べてみたいので(注文中ですが、まだ来ていません)・・・
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