「希望するすべての子どもに予防接種を!」「定期・任意」という枠の撤廃を!
「希望するすべての子どもに予防接種を!」というキャンペーン・署名活動が日本医師会など中心に始まっています。「すべての子どもに予防接種を」ではなく「希望するすべての子どもに予防接種を」という表現には含蓄がありますね。
http://www.med.or.jp/vpd/
各団体が同時に行っている署名活動ですが、原則として一人一回です。ご注意ください。
個人的にはポリオは早く不活化(IPV)にするべきなので、すべてに賛成ということではありません。
それでもなお応援するのは、予防接種の「定期」と「任意」という枠を取り去って欲しいからです。確かにワクチンの重要度は異なりますが、「任意」というのは「打っても打たなくてもよい」というイメージにつながります。任意には国の公費負担は無く、また補償も充分であるとはいえません。
定期・任意という区別の撤廃、それは失われた20年を取り戻す第一歩です。
« ドラッグラグと国内ベンチャーと | トップページ | ワクチンに関する、日本ならではの不条理な話 »
「ワクチン」カテゴリの記事
- 大人の百日咳ワクチン(2012.01.06)
- 年頭の挨拶:真のワクチン元年になるのはいつ?再び(2012.01.06)
- 古くて新しい話題:チメロサール(2011.11.03)
- Fukushimaの冷蔵庫(2011.07.16)
- B型肝炎ワクチンについて(2011.06.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント