« 厚生労働省のマジック・日本脳炎ワクチンは誰のため? | トップページ | ナイチンゲールの伝記 »

2010年8月 3日 (火)

パブリックコメントの集計。世田谷区で起こったこと。

 以前お話したワクチンに関する厚生労働省のパブリックコメントの集計が出ました。

http://www.mhlw.go.jp/shingi/2010/06/s0616-3.html

 いろいろな意見があり、読むだけでも大変です。その中で、私の心を揺さぶるものがありましたので、アップします。スキャナで読み込んだので、チェックはしましたが誤字脱字あれば私の責任です。

 これを読んで、これが世田谷区であったことなのかと愕然としました。恥ずかしい限りです・・・

私は21年9月に娘を出産した世田谷区に住む母親です。
予防接種は任意も含め積極的に受けさせています。こちらは「KNOW・VPD」のサイトで知りました。まず最初に受けられるB型肝炎を希望しましたが、近所の医院では「母親がキャリアじやないのに」といわれ受けなくていいといわれてしまいました。しかし調べるうち、性交渉や医療行為などでも感染する可能性があることを知り、病院をかえて予約をとりました。ヒプワクチンは出産前からいくつもの病院に電話し、やっと予約をとりつけましたが品薄だからか7000円/回~13000円/回まで金額の聞きがあり、足元を見られている気がしました。小児用肺炎球菌は今年の2月末に発売になったので、先日受けましたがその前はヒブだけで髄膜炎を予防できるのだと思ってしまっていました。
また、ポリオに関しては、私は昭和51年生まれなのですが、区からの案内に「昭和50年~52年生まれの親は抗体が弱く便から稀に感染することがあるので手をよく洗いましよう」とありました。お母さん仲間で「親もワクチン接種をしないと感染するかもしれない」と噂になり、またかかった場合どうなるのかわからず不安でした。医院に問い合わせたところ個体接種しかできないから普通の病院では無理」「別にしなくても大丈夫、なぜそんなに心配するのか」といわれ、区の問い合わせ先では「その頃のポリオワクチンは品質が悪く2回接種していても抗体ができていないJと、心配をあおる説明ばかりでした。自分で調べるうち「(財)日本ポリオ研究所」に行き当たり、こちらではじめてその当時の三種混合ワクチンによる百日咳発症で死亡者が出て、ワクチンボイコットが起こつたことが理由であることを知りまし
た。自分の母子手帳を確認すると、私はポリオを2回接種していましたが、水痘、・百日咳を接種しておらず、感染・発症していました。百日咳で咳がとまらず我慢しないと親に怒られたこと、水痘で夏休み中ずっとかゆくて外出ができなかったことを思い出しました。顔に掻き後も残っています。
以上少ない経験談ですが、要望としては、どの病院や団体でも安心できる説明と対応がほしい、また海外で今後活躍するかもしれない子供たちのために、世界基準で必要なワクチンを日本全国に浸透させてほしい、と願つています。

« 厚生労働省のマジック・日本脳炎ワクチンは誰のため? | トップページ | ナイチンゲールの伝記 »

ワクチン」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: パブリックコメントの集計。世田谷区で起こったこと。:

« 厚生労働省のマジック・日本脳炎ワクチンは誰のため? | トップページ | ナイチンゲールの伝記 »

2020年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
無料ブログはココログ

最近のトラックバック