VPDから子供達を守ろう! その1
成育の市民公開講座「ワクチンで防げる病気(VPD)から子供達を守ろう!~こんな時どうするの?ワクチンの具体的な接種方法を知ろう!~」に出席しました。親のみならず、養護教員、幼稚園に勤める看護士、同業者と思われる人もいました。協賛会社とは違う製薬会社の人(MRさん)も来ていました。勉強ということです。尊敬します。
ついお昼を食べ過ぎて、途中で眠くなるのではと危惧しましたが、休憩以外は(!)ちゃんと起きていました。
諸先生方のお伝えしたかった内容が充分に書ききれない可能性もありますが、まとめてみます。
1. 日本の予防接種の現状について(加藤達夫先生) 5分ほど。
日本のワクチンについて「歯」と同じとおっしゃっていました。アメリカなどでは定期的に歯医者に診察してもらうが、日本では虫歯になって歯が痛くならないと歯医者に行かない。日本でも、ワクチンをしなくて最終的に病気になってしまう。
2.ワクチンで防げる病気から子供達を守るために(薗部友良先生)
予定の25分をオーバーしました。質問にも丁寧にお答えになっていました。
ワクチンは悪い星の元に生まれた、という言葉が印象的でした。予防接種のあと不具合が起こって裁判になった場合、たとえ紛れ込みでも「弱者救済」という視点で裁判所は過失を認める方向にあります。何か問題が起こると何かを悪者にしなくてはならない社会では、マスコミはワクチン・メーカー・医者を叩くのです。
3.病気を持つ子供達へのワクチン接種(神谷元先生) 25分ほど。
題材は「ワクチンって何だろう?」「病気を持つ子供達へのワクチン接種」「個人免疫と集団免疫」でした。日本人に比較的多い熱性けいれん後のワクチンをどうすれば言いかも説明ありました。すばらしい内容でしたが、保護者には少し難しかったかもしれません。
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