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2011年9月20日 (火)

調布市の方へ:生ポリオワクチンは少なくとも来年の春までは続きます

 調布市の方も当院にいらっしゃいます。多くは不活化ポリオワクチンの為です。

 調布市から保護者宛に「生ポリオワクチンは今年で最後」という通知があったようです。

 結論から言うと「生ポリオワクチンは少なくとも来年の春までは続きます。不活化ポリオワクチンになるのはおそらく再来年(平成25年度)になります」。

 調布市の方々は、調布市の通知に惑わされないようにお願いします。

 以下、細かな話

 調布市のサイトで、ポリオワクチンに関するアナウンスがありました。

http://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1313569415389/index.html

  • タイトル(当初):ポリオ予防接種のワクチンが生ワクチンから不活化ワクチンへと移行予定です(平成24年度中)
  • 前文(当初):現在,生ワクチンを使用して実施しているポリオ予防接種ですが、平成24年度中に不活化ワクチンを使用した接種へと移行する予定となっています。

となっていました。私も電話で確認をとったのですが、担当者の方も要領を得ていませんでした。

程なくして、9月5日に確認したところ次のように変わっていました。

  • タイトル(現在):ポリオ予防接種のワクチンが生ワクチンから不活化ワクチンへと移行予定です
  • 前文(現在):現在,生ワクチンを使用して実施しているポリオ予防接種ですが、平成24年度中にも不活化ワクチンが認可されるという報道があり、認可されればすみやかに不活化ワクチンへ移行することを検討しています。

 と微妙に変わっています。主語も国から報道に変わっていますし。

 9月9日に厚生労働省の通知を載せました。

不活化ポリオワクチンの導入

 このため,早ければ平成24年度中にもDPT(ジフテリア・百日せき・破傷風)と不活化ポリオワクチンとの4種混合ワクチン(DPT-IPV)が導入されることも想定されますが,平成24年度当初からの実施は予定しておりません。

 明らかに調布市の先走りです。しかし一番問題なのはポリオ問題を長い間曖昧にしていた国なのですが…

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