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2011年2月20日 (日)

ポリオワクチンとシートベルトとエアバッグのおとぎ話

 エアバッグ付きの車と無しの車、あなたはどちらを選びますか?

 

 昔々、ある所に日本という国がありました。日本が作る車はとても高性能でした。シートベルト付きです。しかし、エアバッグがありませんでした。

 エアバッグがない事で、犠牲になる人もいました。しかも「シートベルトしても事故で亡くなることもあります。シートベルトをしてもしてなくても同じ事なのです」なんていう反シートベルト団体というのもありました。

 外国の車の多くにはシートベルト以外にもエアバッグがついていました。しかし日本の車メーカーはエアバッグを輸入しようとはしませんでした。国内で開発中だからというのです。エアバッグを輸入して日本車に取り付けようともしませんでした。

 エアバッグがない為に犠牲になった人の家族は立ち上がりました。行政に訴えて、エアバッグを緊急輸入し国産車に取り付けるように署名を集めました。しかしながら、国からは色良い返事は貰えませんでした。やはり国内メーカーが開発中だから、というのです。

 いくつかのカーディーラーでは、エアバッグの個人輸入を始めました。車のハンドルに取り付けるだけなので、むつかしい事ではありません。行っているディーラーは少かったので、問い合わせや予約が殺到しました。

 そのうち、保証はどうなのだろう?という声はでてきました。エアバッグ自体の保証は輸入代行業者が行っています。しかし、エアバックを取り付けた車では話は別です。保険会社はエアバックを個人輸入した場合、保険料を高くしました。国産車と輸入エアバッグでの経験例がないから、というのが理由です。

 エアバッグをつけた方が安全性が高いのに、保険料が高くなるというのはおかしな話です。しかし、この条件はなかなか覆りませんでした。ディーラーとしては非常に心苦しい状況です。

 数年後、国産エアバッグがようやく完成しました。第一号はデータ不備の為に取り消しになってしまったので、完成が伸びに伸びたのです。偶然かどうかはわかりませんが、輸入エアバッグも国産車に取り付けて売るのが普通となりました。保険会社も、エアバッグ付きの車の保険料を下げるようになりました。今まで何もなかったかの様に、です。

 こうやって、エアバッグ付きの車が普通になりました。それはそうと、反シートベルト団体はどうなったのでしょう?あまり興味がないので、どうなったかは分かりません。

 えっ?ワクチンのこともポリオのこともどこにも書いていないじゃないかって?たまにはいいじゃないですか。おとぎ話なのですから。

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