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2010年8月31日 (火)

世田谷区のHPVワクチン公費負担?ちょっと待て!

 HPVワクチンの公費負担があちこちで聞かれます。
http://hpv.umin.jp/

http://setagaya-syouni.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-aae0.html

 あちこちで聞かれている公費負担のニュース。さて世田谷区ではどうでしょう?

ひうち優子 世田谷区議会議員 無所属
「ヒブ(Hib)ワクチン・子宮頚がんワクチン等への公費助成、定期予防接種化を求める意見書」

http://ameblo.jp/yukohiuchi/entry-10522076144.html

世田谷区の対応ですが、世田谷区では現在、子宮がん検診を20歳から39歳までの全ての女性区民が、800円の自己負担でいつでも区内の53医療機関で受診できるように、費用の1部を負担しています。これは最低でも2年に1度は検診を受けてもらいたいというねらいがあります。

HPVワクチンについては、性交渉前の11歳から12歳 くらいまで(小学校高学年)が推奨年齢とみており、家庭や学校での性教育を行ったうえで、本人の正しい理解のもとに、接種することが望ましい、と世田谷区 では考えており、そこで世田谷区議会として、今回子宮頚がんワクチンへの公費助成を国に求める意見書を提出したのです。

というわけです。区の負担ではなく国の負担で、ということでしょう。検診については多少突っ込みしたいところもありますが、「家庭や学校での性教育を行ったうえで、本人の正しい理解のもとに、接種することが望ましい」とは正論です(でも、どういう性教育?)。

 ただ、個人的にはHPVワクチン公費負担よりも、先にするべき事はあるのではと思います。他国からは20年ほど遅れているといわれているワクチンギャップですが、遅れているのはHPVワクチンだけではありません(HPVワクチンは日の浅いワクチンです)。

  1. ポリオ生ワクチン(OPV)から、不活化ワクチン(IPV)への移行
  2. B型肝炎ワクチン(HBV)を新生児全員へ(ユニバーサル)
  3. 定期ワクチンと任意ワクチンの一本化(公費か保険給付)。保障の充実。

 こういったことを、少なくともHPVワクチンと同時に進めることが必要でしょう。たしかにHPVワクチンも大切ですし、勧めようという善意は大切にしたいですが、HPVワクチンだけ勧めるキャンペーンというのは、何かしらの意図を感じ取ってしまいます。

ちなみに
http://hpv.umin.jp/

で紹介されていた、第2回癌研オープンアカデミー「中高生のための子宮頸がん夏休み市民公開講座」ですが、内容はこちらをご覧ください。

対象は3名しかいなかった公開講座(癌研オープンアカデミー)
http://blog.goo.ne.jp/idconsult/e/816a1550e8afb83a324bcdb47b494399

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