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2010年4月15日 (木)

5.意識障害

I 全身管理
2.静脈確保で「脳浮腫の危険があるため輸液は控えめにし、40-60ml/kg/日を目安とする」が「脳浮腫の危険があるため輸液は控えめにし、60-80mL/kg/日を目安とする」に変更。

III 原因の検索
C 検査
1.血液で「血清、血漿、質量分析用ガスリー血保存」が追加。
2.尿で「残りの検体は保存する」が「残りの検体は有機酸検査等のため保存する」に追加。

IV 治療
A 脳浮腫のコントロール
(1) 高体温の回避
「また高体温は、神経細胞毒性を助長するため平温を目指す」が追加
(5) 過換気を避ける
 「PaCO2は25-30mmHgと低めに保つ」が、「・・・他の方法で脳圧維持が困難なときPaCO2を30-35mmHgの軽度過換気を行う」に変更。
 他、「鎮痛、鎮静」の項目が追加、アセタゾラミド(ダイアモックス)の項目が削除。「進行例への対処」が追加。
B 抗ウイルス薬
(1) 抗ヘルペス薬
 「抗体価上昇あれば」が「抗体価上昇もしくはウイルスゲノムの検出があれば」に変更。
D 基礎疾患に対する治療
(5) 先天性代謝異常による代謝性アシドーシスおよび先天性高乳酸血症による代謝アシドーシス
 内容が変更されている。治療はL-カルニチン(20-40mg/kg/日)が(30-50mg/kg/日)に変更。

V 鑑別すべきもの
A 中毒
 殺鼠剤が削除。ぎんなんが追加。
C 代謝性昏睡
 「高アンモニア血症」、「いわゆる急性脳症、Reye症候群など」、「消化不良性中毒症、疫痢」が削除。「尿素サイクル異常症」、「有機酸代謝異常症」、「Wernicke脳症」が追加。「脳炎、髄膜炎」が「脳炎、髄膜炎、急性脳症」に変更。

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